促進耐候性試験：サンシャインウェザメータ

耐候性試験は太陽光、温湿度、降雨、結露などの屋外または屋内の劣化因子を人工的に再現し、その環境に暴露した製品、材料の劣化を加速促進させる試験です。
サンシャインウェザメータで使用しているサンシャインカーボンアークは促進耐候性試験機の内、最も基本的な機種で、世界的に見て60年以上の歴史があります。

1.　設備の特徴
　上下4対のサンシャインカーボン灯を有した約78時間連続点灯可能な試験機です。照射と照射＋表面スプレのサイクルを全自動運転します。
　光源のサンシャインカーボン灯は、安定した分光放射照度分布で試験再現性に優れており、あらゆる業界の評価試験に対応します。

2.　光源
　紫外部の分光放射分布において、太陽光と比べ、350nm付近までの立ち上がりが近似し、350～430nm付近までは強いエネルギを有する光源で
　世界的に歴史があり、JIS・ISOをはじめ多くの試験規格に規定されています。

3.　対応する規格
　JIS・ISOをはじめ多くの規格に規定されています。プラスチック、塗料、建築、印刷物、繊維、ガラス、ゴム、自動車など多くの分野の規格に適用されています。

4.　試験前後の劣化度合調査
　試験前後で劣化状態の確認のため、色差、強度等各種評価を行います。

・コーティング、塗料の耐候性評価。
・樹脂材料の評価。
・タッチパネル、液晶等の屋外使用品に対する評価。

プラスチック) ISO4892-1、-4　　JIS K7350-1、-4
(塗料)　　　　 ISO16474-1、-4
(建築)　　　　 JIS A1415　JIS A1439　JIS A5422　JIS A5759　JIS A6021
(ゴム)　　　　 ISO4665　ASTM D750　JIS K6266　JIS K6404-17、-18