振動試験
概要
製品のライフサイクルにおいて、使用時の振動や温度及び湿度などの環境負荷に耐えうるかどうかを確認する試験です。特に自動車のエンジンルーム内環境は、この3条件の負荷が非常に厳しいため、この試験が必須になっています。
様々な治具の開発や積み重ねたノウハウ、実務経験の豊かなスタッフによる試験により、製品の技術支援を行います。大型複合振動試験機も導入済みです。振動試験機は合計4台ございまして、スピーディーな対応が可能です。
複合振動試験機 IMV A30
■加振機仕様
型式:A30/EM3HM
振動数範囲:5〜2600Hz
正弦波加振力:30kN
ランダム波加振力:30kNrms
ショック波加振力:60kN
正弦波最大加速度:789m/s2
正弦波最大変位:76.2mm(p-p)
最大積載重量:400kg
※上記仕様は搭載する試料や治具により減衰します。 ■恒温槽仕様(垂直・水平ともに可)
温度範囲:-70℃〜+180℃
湿度範囲:20%RH〜98%RH
複合振動試験機 EMIC F-35000BDH
■加振機仕様
型式:F-35000BDH/LA36AW+VC-102DWMY(53S)P3TH/V
振動数範囲:(DC)〜2200Hz
正弦波加振力:35kN
ランダム波加振力:128kNrms
ショック波加振力:87.5kN
最大加速度:1471m/s2(150G)
最大変位:60.0mm(p-p)
最大積載重量:400kg ■恒温槽仕様(垂直・水平ともに可)
温度範囲:-70℃〜+180℃
湿度範囲:30%RH〜98%RH
複合振動試験機 IMV i230
■加振機仕様
型式:i230/SA2M
振動数範囲:5〜3000Hz
正弦波加振力:16kN
ランダム波加振力:11.2kNrms
ショック波加振力:32kN
最大加速度:1250m/s2(128G)
最大変位:51.0mm(p-p)
最大積載重量:300kg ■恒温槽仕様(垂直方向加振時のみ)
温度範囲:-40℃〜+150℃
湿度範囲:20%RH〜98%RH
※上記仕様は搭載する試料や治具により減衰します。
振動試験機 IMV i230
■加振機仕様
型式:i230/SA2M
振動数範囲:5〜3000Hz
正弦波加振力:16kN
ランダム波加振力:11.2kNrms
ショック波加振力:32kN
最大加速度:1250m/s2(128G)
最大変位:51.0mm(p-p)
最大積載重量:300kg ■恒温槽なし 垂直方向加振のみ
治具の使用及び製作について
汎用のキューブ治具・プレート治具を備えております。また、お客さまのご要望に合わせた治具の設計・製作も承ります。詳しくは下記までご相談ください。
設備機器紹介
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複合振動試験機 IMV A30
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複合振動試験機 EMIC F-35000BDH
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振動試験機 IMV i230
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複合振動試験機 IMV i230